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白鬚神社(しらひげじんじゃ)とは、東京都墨田区東向島にある神社です。
社伝の伝える所によれば、天暦5年(西暦951年)に慈恵大師が関東に下った時に、近江国の比良山麓に鎮座する白鬚大明神の御分霊をここにまつったということです。
天正19年(1592年)には、時の将軍家より神領2石を寄進されています。
白鬚神社の御祭神・猿田彦大神には、天孫降臨の際に皇孫の道案内にたたれたという神話があり、後世「お客様をわが店に案内して下さる神」としての信仰が生まれたようです。
社前の狛犬は山谷の料亭八百善として有名な八百屋善四郎、吉原の松葉屋半左衛門が、文化12年に奉納したもので、その信仰のほどがしのばれます。
明治40年には氏子内の諏訪神社を合祀しています。
白鬚神社には「寿老神」を配し奉っています。文化年間の頃、この向島に七福神をそろえたいと人々が考え、その際、どうしても寿老人だけが見当たらなかったということです。
そこで、白鬚大明神はその御名から、白い鬚の老人の神様だろうから、これは「うってつけ」と、江戸人らしい機智を働かせて、この神を寿老人とし、めでたく七福神がそろったといわれます。
これが、隅田川七福神に限り、寿老神と「神」の字を用いる理由だそうです。
和装結婚式/和装婚礼とは、和風の衣裳(衣装)を着用して挙げる結婚式。近頃では「和婚」と言われたりもします。
女性(新婦)は白無垢・色打掛・振袖・引き振袖などの着物を着用し、男性(新郎)は紋付・羽織・袴・裃(かみしも)などを着用。日本の伝統的なたたずまいで挙式します。
宗旨によって、神前式・仏前式・人前式などの異なる形態を用いることとなります。この辺は、人それぞれといったところです。
「和装結婚式」という伝統的な挙式スタイルは、最近では見直されていて、若い層を中心に関心を持たれるようになっています。